環境共生住宅 木の家に暮らす
私たちの住まいも周辺の敷地や、地域、さらには地球といった環境(生命体を取り巻き、それに何らかの影響を与える全て)と、もはや無縁ではいられないということです、日本ではエコロジー……私たちを取り巻く、住宅の室内のような身近な環境から、大きな地球環境までの様々なレベルの環境と、うまく折り合い、共生できる工夫と試みがなされている建築あるいは住宅……に配慮した建築あるいは住宅を「環境共生建築、住宅」と呼んでいます。
「環境共生建築、住宅」は大きく3つのテーマを掲げています。
第一は、低環境負荷性(ロー・インパクト)というテーマです、地球環境に対して調和し、負荷をかけないために、省エネルギーや建物の長寿命化という課題が上げられます。
第二は、自然親和性(ハイ・コンタクト)がテーマです、これは「自然との高い接触度」という意味で、かつての日本の家屋にその神髄がありました。
松尾芭蕉の句に
「山も庭も 動きいるるや 夏座敷」
と詠んだ句がありますが、この句は、自然との繊細にしてダイナミックな関わりや、庭と座敷が相互貫入し一体化させようとしている日本の建築の根本原則を言い表していて興味深い。
”住まい”の内と外が、濃密に呼応し、空間の相互貫入や、交感がある住環境や住空間は、住む人にとって魅力的で快適な空間として存在するだろうと言うことです。
第3は人に負荷を与えないというテーマです、空気汚染物質、ダニ、カビ、水汚染などによって引き起こされる、アレルギー、健康障害は、総じて住宅の構法、建築材料、冷暖房システムに起因することもありますが、それに対して、あまりにも無頓着だったということに対する反省でもあります、建築に対する「健康えの配慮」は時代の流れであり、重要なテーマです。
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