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2003年度しずおか木使い家づくりデザインコンペ:大賞受賞

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2003年度 しずおか
 木使い家づくりデザインコンペ

 デザイン大賞受賞

森林都市
 コンサートホールコンペ

しずおか木使い家づくりデザインコンペ

 木造住宅の良さや静岡県産材を利用した家づくりの意義を普及啓発することを目的に開催した。

対象となる家族像とその住まい方

 私たちが住宅を設計するとき、常に個々のクライアントが存在します、そして、住まいに対し彼らが抱いている住宅観は個別の生活や体験に根ざしていて一様ではありません、ですから、家族の形がいろいろあるように住まいの形もいろいろあるのではないでしょうか。
 このコンペは、募集要項で示されたある年代の家族(30歳代〜40歳代前半)に対しの提案です、この家族が住まいに抱いている思いはいろいろあるのではないでしょうか、きっと年代に特有の、共通認識として通底する家族観、住宅観があるともいます、そして、だからこのコンペの提案は、そういう共通認識に対する提案でなければならないと思いました。
 この世代は家族としての絆も実感として持ちたいと思いながら、一方個の確立、個の独立性に理解がある世代ではないかと考えました。
 一体感と独立性という相反する命題を抱く家族に対する住まいの解答として、コートハウスという住形式を提案しました。

プラン

 プランのように、コートハウスでは部屋はコートを挟んで向き合うことにより、独立性を帯びながらも住まいとしては一体感を作り出すことが期待できます、そしてここにはくつろぎを支える心地よい庭と、気ままに一人になれる庭があります、この共有されたコートを持つ空間構成と機能が家族の絆を確かなものにするかもしれない。

コートハウスの定義:3つのルーツ、欧州の中層集合住宅、アメリカのパテイオハウス

 コートハウスとは中庭住宅と言って言いと思います、コートハウスの大きな特徴はプライバシーや風と光の獲得とコントロールに優れている点や、部屋相互を視覚的に結びけ、安心感とアクテイブイテイを与える、アウトドアの生活を日常生活のなかに取り込むことが出来るなどです。
 コートハウスは本質的には密度の高い都市型住居で、外部に対して閉鎖的であるが、外部との関係の希薄さを改善し、コートを中心とした家族の暮らしの楽しさが零れ出るような構成が出来れば、郊外でも十分対応できる形式といえます。

  南外観   西外観  
 
  コート詳細   外観パース  
 
  1階平面図   2階平面図  
 
  断面図   内観パース