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金利より返済期間

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必要以上に住宅ローンの金利を気にするな

 よく住宅金融公庫で住宅ローンを組む際、金利の推移にぴりぴりする経験があります、もちろん借り入れ金利は、低い方に越したことにありませんが、思いどうりは行きませんね。
 さて、この金利はどの程度返済に影響があるのでしょうか、金融公庫を参考に、基準金利の変動がどのくらい返済額に影響するかを考えてみましょう。

 借入金1500万円、返済期間25年、当初2.8%、11年目以降の金利は3.35%の元利均等返済で検討してみます。
 基準金利差0.1%で比較すると次のとうりです。
基準金利 総返済額 総利息額
2.50% 20,943,628円 5,943,628円
2.60% 21,088,239円 6,088,239円
2.70% 21,233,229円 6,233,229円
2.80% 21,378,673円 6,378,673円
 左表のとうり、基準金利差0.1%による総返済額の差は25年で145.444円です、金利差0.2%で144.990円です。
 このように、住宅金融公庫の金利が多少上昇しても、返済額にいちぢりしく影響を与えることはありません、金利に必要以上に神経質になることはないでしょう。
 金利差よりずっと影響のある要素があります、それは返済期間です。

返済期間について検討してみよう。

 借入金1500万円、返済期間25年、当初2.8%、11年目以降の金利は3.35%の元利均等返済、25年、30年、35年の返済期間で検討してみます。

総返済額 総利息額
30年 22,954,740円 7,954,740円
25年 21,378,673円 6,378,673円
20年 19,884,562円 4,884,562円
 左表のように、返済期間5年での返済額差は150万円近くになります、これは基準金利差0.1%の14,5万と比べても、その差は明らかです。
 多少金利が上がっても返済期間を5年縮めれば十分取り返せることが明らかです。
 このように、長く借りることのリスクは見過ごせませんね。

 次に毎月の返済額についても見てみましょう。

当初10年(毎月) 11年以降(毎月)
30年 61,743円 64,877円
25年 69,741円 72,459円
20年 81,951円 84,130 円
 表のように毎月、1万〜16,000円を多めに返済すればいいことになります。
せかされて、ローンを組んでも得はありません、じっくり腰を据えて、信頼できるプロ(フリーのファイナンシャルプランナー:銀行や住宅メーカーのファイナンシャルプランナーでなく)に相談し進めた方が確実ではないでしょうか。


この計画を掲載するに当たり、JOURNAL of Financial Planning誌2004年5月号:「30代
サラリーマン夫婦への住宅取得前の資金計画」塚原哲著を参考にさせていただきました。