住まいの海図 住宅ローンのリスクが上昇している
住宅金融公庫のリスク管理債権資料によると、平成13年度の破綻先債券額、延滞債券額、3ヶ月以上延滞債券額の合計は約9,413億円といわれています、また年金住宅融資調査報告書によれば、4ヶ月以上の滞納件数は1114件で全体の1.56%と報告されています。
それでは、滞納や破綻先の増加に象徴される、住宅のローンのリスクの上昇は、どうして引き起こってきたのでしょうか、大きくは3つの要因が考えられます。
1:低成長の時代であること。→賃金上昇の横ばい、退職金見込額の減少等
2:可処分所得が減少しつつあること。→年金等保険料が月収の3割、配偶者控除の縮小によ る増税など
3:老後資産の準備の必要性。→年金受給開始年齢の引き下げ、給付の引き下げなど
が上げられます。
* 可処分所得:年収から税金や社会保険などを差し引いた金額で自由に使えるお金
賃金の横ばいは→住宅ローンの返済負担率の上昇を招きますし、退職金の減少は、繰り上げ返済を困難にし、退職後も住宅ローンが残ってしまうことも起こりうるということであり、年金受給開始年齢の引き下げ、給付の引き下は、自助努力により老後の資金を準備しなくてなりません、これは、可処分所得の減少に繋がり、その先には→ローン破綻リスクの上昇を引き起こし、前述した状況が起こっていいるのだと考えてもいいでしょう。
一時の夢に駆られて住宅ローンを組んでは行けません、経済の低成長の時代の住宅ローンの組み方は、いかにあるべきか。
これからの住宅ローンの組み方の提案も、ファイナンシャルプランナーの得意分野の一つです、私たちは、ホームドクターとして、これらのことも積極的に提案をさせていただきます。
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