住まいの海図 住宅ローンの返済額の計算
住宅ローンの毎月の返済額はどのに計算されているのでしょうか、大いに関心があるのではないでしょうか。
ローンをどうしようかと悩んでいるとき、返済方法で「元利均等返済」と「元金均等返済」、という2つの方法のことを耳にします、大多数の方は何となく理解していても、”じゃ!、どのよう内容で、どう計算すればよいか”まで理解している方は少ないと思います。そこで今回は、この2つの返済方法について、計算方法を見てみましょう。
まず、「元利均等返済」について、計算してみましょう。
借入金額をx円、借入金利をy%(月利)、毎月の返済額をA円とします、このとき、nヶ月後に借入金額が0円になり、ローンが終了するとすると、
x(1+y)n乗−A(1+y)n−2乗−A(1+y)n−3乗−A(1+y)n−4乗…………−A(1+y)2乗−A(1+y)−A=0 となります。
これを等比数列の和の公式を使って整理すると下式になります。
A=y×x(1+y)n乗÷{(1+y)n乗−1}注1
さて、計算式がわかったところで、実際に計算してみます。
借入金額:2500万円、借入期間25年、 金利年3%の住宅ローンを組んだとして、元利均等返済の時、毎月の返済額はどのくらいになるでしょうか ?。
ローンの金利は年利3%ですから、月利に直すと、3%÷12月=0.25% です、返済回数は25年だから25×12月=300回、よってx=2500万円、y=0.25%、n=300回となります。
これらの数値を計算式に挿入して計算すると、毎月の返済額は118,525円となります、そして総返済額は、元利均等返済では毎月の返済額は同じですから、118,525×300回=35,557,800円となります。
利均等返済の仕組みは、皆さんも、目にしたことことがあると思いますが、図1のようになります。
注1)べき乗は、エクセルで、関数式、power(数値、指数)を使えば簡単に計算できます。
元金均等返済では
続いて、元金均等返済の場合を計算してみましょう。
借入金額、借入金利、返済期間は同じで考えてみます、元金均等とは、毎月の元金の返済額が同じということですから、毎月の返済額は=2500万÷300回=83,333円/月です、そして一回目の利息は=2500万×0.0025(0.25%)=62,500円となります。
だから、1回目の 返済額は83,333円+62,500円=145,833円 となります。
それでは最終回はどうなるかというと、
返済額は元金+利息だから、元金83,333円+利息(83,333×0.0025)207円で、83,540円となります。
元金均等返済の場合は、図2のような台形になります。
最後に、元金均等返済の総返済額は台形の面積と同じですから、(145,833+83,540)÷2×300回=34,405,950円となります。
このように計算例を比べると、元利均等返済と元金均等返済では、元金均等返済が当初の返済金額は多いが、後になるほど、返済額は減少します。
総返済額を見ると、元金均等返済は元利均等返済より、少なく(この計算例では35,557,800円−34,405,950円=1,151,850円少ない)、この点では有利だということがわかりますが、当初の返済額が多い分、返済計画が立てにくいのが、少し困りますね。
皆さんもやってみてください。
| 図1:元利金等返済 |
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図2:元金均等返済 |
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